果糖が太るのか、太らないのか!?
の続きです。
果糖は血糖値を上昇させない
どうやらこれは本当のようです。グリセミック指数(GI値)といって、血糖値の上昇度合いを数値化したもの(=太りやすさ)これが、果物に含まれる果糖は低いようです。糖尿病の食事療法やダイエットにおいては、血糖値を急上昇させないことというのが重要視されます。血液中の糖が増えると、インスリンが分泌されます。インスリンは血液中の糖を取り込む作用とともに、脂肪を増やす働きもあります。血糖値が急上昇するとインスリンがたくさん分泌され、余分な脂肪も作られ、蓄えられ(=太る)ということになります。ですから、血糖値を上げにくい果糖が含まれる果物は、一見太りにくく、健康に良さそうな感じもしますよね。
果糖はAGEs(終末糖化産物)がブドウ糖の100倍!
果糖は、GI値が低い糖質ですが、AGEはかなり高いようです。
糖とタンパク質がくっつくと、タンパク質が劣化し、AGEsが作られます。これが体内に増えると老化が促進し、シミやシワ、動脈硬化、アルツハイマー、がんなど様々な悪い影響をもたらします。
で、この老化の元凶であるAGEsを作り出す作用が、果糖はブドウ糖の100倍あるようで…
しかも果糖には、脂肪を作りやすくする性質もあるそうです。
もちろん、果物には果糖だけじゃなくて、ブドウ糖やショ糖も含まれますからね。
ここまで書いていて、連日夏みかんをパクパク食べていた自分が恐ろしくなりました。明らかに、適量ではないので。
夏みかんの影響だけで太ったわけではないですが、これからは私も子供たちも、果物の採り方改めないと!
この件を調べていて、糖+タンパク質⇨AGEs(メイラード反応という)が気になったので、次回まとめてみようと思います。