こどもが寝なくて困っている人に読んでほしい話②
の続きです。
子供の睡眠と発達
ある病院の先生のお話とは”子供の睡眠と発達”という内容でした。
子どもの睡眠障害を疑う症状
そこで紹介されていた症状が、うちの長女に当てはまっていて、ゾクゾクソワソワしたのを思い出します。
- 夜間睡眠中に何度も目を覚ます
- 日中不機嫌でイライラしている
- よく泣く
- 保育園や幼稚園に行きたがらない
- 頭痛や腹痛が多い
- 1日中眠気を訴える
- 長時間寝てもすっきりしない
- 土曜、日曜日、休日はお昼まで寝ている
- 朝起きることができず学校にも行けなくなった
(子どもの睡眠障害を疑う症状 三池輝久著「子どもと眠り」メディアイランド刊より引用)
長女はまだ当時2歳で自ら症状を訴えることはできなかったので客観的な判断ですが、1〜4の症状が当てはまっていました。
また、私が1番怖ろしいなと思ったのが、生体リズム障害といって、睡眠不足により体内時計機構が破綻してしまうといった内容でした。
私たちの身体には生まれつき体内時計が備わっていて、個々の臓器もまたそれぞれ体内時計を持っています。それらは太陽の光を浴びることにより日々リセットされ、同期され、全身臓器は時刻に見合った働きをします。しかし、乳幼児期に正しい睡眠リズムを身につけられないと、全身の体内時計がバラバラに作動し狂った状態になってしまいます。その結果、起立性調節障害(立ちくらみ等)や糖尿病等を引き起こす可能性があります。
兵庫県立リハビリテーション中央病院子どもの睡眠と発達医療センター豊浦麻記子先生 「子どもの睡眠と発達〜これからの眠育を考える〜」参照
父親が糖尿病であることもあり、娘のことがとても心配になり、このままではいけないと思った私はすぐ、1番近くにある専門病院を予約しました。予約は1ヶ月ほど待ちであり、何もしないことが不安になり、それまで少し耳にしたことのある”ねんねトレーニング”を始めてみることにしました。